【仕掛けを知って使う】

行動嗜癖(依存)の罠について、sns やゲーム、動画サービス等を利用する際、知っているのと知らないのでは向き合い方が変わると考えましたので、お役立ち情報としてアップします。

「罠」の語源は、部位は「網」が元になっている部首「あみがしら」が「民」を上から覆う様子を表している。つまり人を網にひっかける、捕まえる=惑わす・だますことを意味している。

「目標」で人間を操る

ポイント、レベル、フォロワー数、いいねの数等、ちょうど良い匙加減で「配線」が組み込まれている。ゲーム等のサービス内で「目標」を達成すると嬉しいですが、程々の楽しみ方ができなくなって日常に支障をきたすといったことも。

予測不能なフィードバック

思いもかけないランダムで「報酬的なもの」があること。更に「懲罰的なもの」もあって、より予測不能感が煽られる現状があると考えられる。YouTubeで、広告がついたり、突然剥がされたり、Twitterでトレンドになったり、一方、突然アカウントが削除されたり等々。

段階的に進歩・向上していく感覚を持たせる

入口が広い無料コンテンツで絶妙なタイミングで進歩、向上できるよう設計されている。コンテンツの世界に没入させ、有料、課金の流れへ。

徐々に難易度を増していくタスク

3と似ていて、ユーザーを夢中にさせる絶妙なスキルレベル、難易度が設定され、過集中状態にする設計がされている。

解消したいけれど解消されない「緊張感」がある

クリフハンガー。続きが気になってしょがない場面でコンテンツが終わり、続きを見たくなるよう誘発させる。自動再生が仕込まれ購入行動へ。

社会的な「紐帯」がある

「つながりたい」「認められたい」といった人間の本能を刺激する仕組み

『僕らはそれに抵抗できない』(アダム・オルター著 ダイヤモンド社)より

仕掛け」を知ると、さまざま素直に楽しめなくなりそうですが……(^^;
楽しかったり、便利だったりとメリットもあるけれど、「罠」の側面も知って、自身の「手綱」を自身でつかんでいたいものです。

こちらの動画を参考にさせていただきました。

https://youtu.be/S7hPwG-YRnM
perilune-net