全く新しい世界が来る・『最強兵器としての地政学』

2020年に入って世の中が激動、大変化するのを目の当たりにして、以前読んだ本をもう一回振り返ってみたくなりました。

『最強兵器としての地政学』(藤井厳喜著 ハート出版)は、4年前に出された書籍です。本のタイトル「あなたも国際政治を予測できる!」と書いていあるけど、本当に今の状況を言い当てています。

国際政治はとっつきにくい印象ですが、この本は図解もあって入門書として読みやすいです(^-^)


今の世界状況とこれからを予測している箇所がありました。

№1の覇権国家が交替する時は、№1と№2の国が同時に没落し、まったく違うセットの№1と№2が世界の覇権国の中枢、新しい対立軸をつくることになる。

『最強兵器としての地政学』8 覇権国交替の法則 p.190

藤井氏によると、アメリカとチャイナは同時に没落し、新たに躍り出てくる2つの大国が出てくるということになる……そうなると、全く新しい世界秩序ができるということですよね。
その「芽」はもう出ているだろうから、観ていかないと。

地政学、大学の一般教養で必須の科目にした方がいいと思う。高校でも取り入れていいかも。
日本、変化の波を乗り切ろうよ!

地政学

(ちせいがく、英: Geopolitics:ジオポリティクス、独: Geopolitik:ゲオポリティク、仏: Géopolitique:ジェオポリティク)は、地理的な環境が国家に与える政治的(主に国際政治)、軍事的、型税的な影響を、巨視的な視点で研究するものである。

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