同校種他教科免許状取得の方法・学習記録②働きながら大学通信教育で情報教員免許取得学習スタート

全国で教員をしながら第三の人生を生きていくための”武器”

全国的に教育不足のニュースが流れています。前任校で聞いた話によると、ある学校では教員の欠員が続き、交替で授業を受け持っている状況があるとのことです。教員不足の原因としてなり手が不足していることが言われて久しいですが、前任校の同僚曰く、「教員免許更新制度の弊害ではないか。」、と。更新は、費用(自己負担約3万円)の発生と、学習、レポート作成の時間を必要とする負担が生じます。離職した教員が戻る流れを途絶えさせているのでなないでしょうか。

時代の流れを読み、子育てがほぼ終わって第三の人生をつくっていくにあたり、教員であったこと、子育て、webスキル等今までの経験・知識をフル動員すると、情報科教員になることに集約されました。取得済みの国語教員免許を基礎免許として、人手不足の情報教員免許を取得・勤務することは、現在の教育現場のニーズに応えるものであると考えました。

学校のお助けをするフリーランス教員としてこれからの働き方を体現していく

第三の人生、それは本来の自分で生きていいボーナスタイム!
これからのことを想像すると、不安を抱えつつも心底魂が震えるのを感じるのです。
振り返れば、大学受験浪人時代は、夏までバイトをして予備校に行かず、短期決戦、秋から独学して志望校に合格しました。webスキルも独学……私は独学が得意なのだと改めて気づいたのです。大学通信教育で情報免許取得も独学スタイルなのでいける!という思いがありました。

北海道情報大学通信教育無限大キャンパスの科目履修生になりました。初期費用は学費と教材費約20万円でした。途中、プログラミングの授業を受講する際別途2万円、初年度未取得の科目があったため次年度継続費用1万5千円が発生しました。全科目受験済み(結果待ち)の現時点で、総費用約25万円です。無限大キャンパスは、年4回課題提出・試験受験ができます。たくさんチャンスがあることは、仕事をしながらの受講生にとって有難いです。

同校種他教科免許状取得(教育職員免許法第6条「別表第4」)について※各都道府県に必要単位取得について要問合せ

都道府県に必要単位を問い合わせ後、オンラインで入学申し込みを行いました。高等学校一種免許状を基礎免許とする場合、24単位取得が求められます。私は下記科目を履修しました。

  • 情報倫理
  • 情報職業論
  • コンピュータシステムⅠ
  • プログラミング基礎
  • システム開発基礎
  • コンピュータネットワーク
  • ディジタル画像基礎
  • 情報科教育法Ⅰ
  • 情報科教育法Ⅱ

オンラインで教科書を注文し、めくってみると……難しい!!特に、コンピュータシステムⅠは情報数学を扱うので、もう最初はどうなることかと思いました。
(つづく)

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