ネオ・グローカル~新型コロナ禍は社会を変えていく~

新型コロナ禍は、グローバル社会を変化させて、「身近」に目を向ける流れをつくっていると感じます。
インターネットが発達していて、サプライチェーンが入り組んでいるこのグローバル社会が、あとかたもなくなることは考えられないけれど、コロナ以前と全く同じに戻ることはなさそうです。

「身近」の流れについて、6/21「日曜報道 THE PRIME」に星野リゾートの社長が出演されていた時に掲げていた図表を簡単に再現してみました。

4.8兆円インバウンド
22兆円
国内市場(日帰り・宿泊旅行)

1.2兆円 海外旅行
海外での消費

日本の旅行市場規模は27.9兆円 (2019年)

日本の魅力を知ってもらい、かつ経済を回す一助としたいのは分かりますが……インバウンド、インバウンドと騒がれていた割に、国内旅行が多く占めているな、と思いましたよ。

観光業は日本で5番目に規模が大きい産業で、特に国内旅行は、地方を活性化し、お客さんのリピート率が高いそうで、「近場旅行=マイクロツーリズム」を提言していました。
在宅ワークもここ数か月で一気に広がりましたよね。「在宅勤務権」の法制化を進める国も出てきました。もしかしたら、日本もリゾート地で仕事してOKな風潮が広がるかもしれません。

スペイン、イタリア、フランス、香港……今となってはなかなか行きづらくなってしまった国ばかりですが旅行に出かけたものです。大学時代にチャイナに短期留学し、イギリスへは仕事で訪れ1か月半程滞在経験ありです。
今では、ここ数年、インドア指向でひきこもり状態。時代に合っているのか?!

それはさておき、社会の変容はまだまだ続きそうです。視点は国内にとどまらず世界的で、内需の拡大をメインに豊かになっていく「ネオ・グローカル」(グローバル×ローカル)の時代になっていくのかな。

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